交通トラブルなどで怒り狂う人[事]をロードレイジ[road rage]と言います。日本でもイライラしている人が多いことから最近増えてきましたね。マイアミのテレビ局が偶然撮影したロードレイジ。突然、隣の車線の車にちょっかいを出し始め、なんと交通量の激しい道路のど真ん中に車を停めたと思ったら喧嘩相手の車に走り寄りました。相手も負けていません。バットを取り出しブンブン振っています。だめだこりゃ。突然始まったようにも思えますが、こういった場合は必ず伏線があります。数キロ手前で割り込まれたとかね。このケースは分かりません。

ロードレイジは殺人事件にも発展する場合があります。覚えて置いて下さい。ロードレイジに絡まれたら
■挑発に乗らない
■言葉に十分気をつける(言葉によっては相手の怒りの炎に油を注ぎかねません)
■報復しない
■逆上している運転手とは視線を合わさない
■応対は常に穏やかに行う
■理不尽でも謝る(これから起こり得る事と比べたら・・・)
■その場から離れる(逃げる)
■実際に被害にあったら警察などに通報する(目撃した場合も)
■怒り狂ったドライバーから追いかけられた場合は、直接家に戻らず最寄りの警察に行くこと

例え自分の方が体が大きくケンカが強いと確信していても、路上の喧嘩で一生を棒に振るのかと自問する事が大切です。

もちろん、逆もしかりです。自分がロードレイジになる可能性もあります。自分から仕掛け、相手を傷つけたり、殺してしまう、返り討ちにあい殺される場合もあります。大変難しいですが、とにかくムカッときてもなんとか抑えましょう。逃げるが勝ちという言葉もありますし、ムカッと来たら勝ったつもりでその場から離れるのが賢明です。

研究者の中には、ロードレイジに何らかの精神的な障害が関与しているとする人たちもいますので、こういった研究結果も待たれるところです。