富士山より高い標高4301mのパイクスピークを駆け上がる、パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム、別名:雲へ向かうレース(The Race to the Clouds)に挑戦するアウディー・クワトロの勇姿。WRC世界選手権でもアウディー・クワトロは大活躍している。当時のラリー車はほとんどが二輪駆動であったが、1981年、フルタイム4WDとターボエンジンを採用したアウディ・クワトロが登場して以来、4駆+ターボの圧倒的な優位性が認められ、その後のラリーカーの方向性を決定づけたという画期的なマシンだった。